2011年3月7日月曜日

_●●超一流 発達しやすい筋肉

超一流のボディメーキング術 2011/03/07


【発達しやすい筋肉】


筋繊維には大雑把に分けると収縮速度の速い「速筋繊維」と

持久力の高い「遅筋繊維」という2つのタイプがあります。

各部位の筋肉は、速筋繊維と遅筋繊維の割合によって

特性が異なってきます。

筋力トレーニングによって太くなるのは速筋繊維です。

このことは筋力トレーニングの前後で、筋繊維が

どれくらい太くなったかを調べた実験で明らかになっています。

太ももの前面にある大腿四頭筋の場合、

速筋繊維と遅筋繊維の断面図の割合は1.2対1くらいだったのが、

3ヶ月間トレーニングした後には1.6対1になったという報告もあります。

ヒトの体の中で速筋繊維の割合が極端に多い筋肉はありませんが、

遅筋繊維の割合が多い筋肉はあります。それは腹筋やふくらはぎの奥にある

ヒラメ筋などです。これらの筋肉はちょっとやそっとのトレーニングではばてま

せんが、遅筋繊維が多いのでトレーニングの効果が表れにくいです。

その他の筋肉は速筋繊維と遅筋繊維の割合はほぼ50対50です。


男性の場合、トレーニングをしなくても成長期にホルモンの影響で

発達しやすい筋肉があります。肩から上腕にかけての筋肉です。

逆にいうと女性は効果が出にくい部位と言えます。