2011年3月10日木曜日

ゼロから楽しく始めるランニング&ダイエット102号

〜ゼロから楽しく始めるランニング&ダイエット〜
   頑張らずにチョットずつ続けてフルマラソン?

初級編 今の自分をチェックしよう!

さて、このメルマガも3年目に突入してしまいました。

ここは原点に戻って「今の自分を知る」作業をしていきましょう。

「痩せる方法を詳しく教えて欲しい」

という方もいらっしゃると思いますが、スタートとゴールを知る、
または決める事が実は一番大事なのです。
スタートもゴールも無いレースはありませんし、それが決まる事
でその中でするべき事が明確になって、より一つひとつの意味を
実感することが出来ます。

といってもやることは簡単です。

ズバリ

「体重計に乗ること」

です。

これは昨年も同じ事を言いましたが、ずっと変わることはないと
思います。
今の自分の体重を知ることは怖いですけどね。
不安な時ほど乗りづらいものですし、やっていくと分かるのです
が、体重計に乗れなくなって来たら黄色信号な位に危険な状態で
す。

私もそうなんですけどね、都合の悪いことは後回しにしたり、隠
したりしがちです。
でも、油断するとやがてお腹が出てきたり、明らかに顔や身体が
大きくなっていたりと周りにも分かるようになってしまいます。
結局それから頑張ろうとしても、
「あの時やっておけば(T_T)」
なんて事に。

なので、思い立ったら体重計に乗りましょう。
そうすれば、あと何キロ痩せるのかがはっきりと分かってきます。

そして、自分の体重を常に意識させるということも大事です。
毎日体重計に乗るだけで、潜在意識が勝手に働いて体重を意識する
ようになります。

だからといって何かを急激に行うのも危険です。
毎日体重計に乗る意味は、あくまで今の自分を知ると言うことです。

・これを食べると体重が増えている
・これを食べると朝体重が減っている
・ちょっと歩くとこれだけ変わっている

そんな自分なりの傾向を知ることが大事です。
ここでは結果増えてしまっても問題ありません。
むしろ意識した状態で増やすのは大変かも知れませんが(-_-)

体重計に乗る=体重を意識する=ダイエットスイッチON

なのです。
まずは勇気を出して(?)体重計に乗ってみましょう!

最後に一言

「過去の自分が知りたければ、今の自分を知ること
未来の自分を知りたければ、今の自分を見ること」

今の自分をつくってきたのは過去の自分ですが、明日の自分を変え
るのは、今の自分の気持ちと行動です!

なので、今までのことはともあれ、明日を見据えながら頑張ってい
きましょう(^_^)v

・体重計の無い方はこちらで御紹介していますので宜しければこち
らをご覧下さい↓
http://jogstyle.com/scales.html




中級編 レース後は休養に充てよう

既にマラソンを完走された方も多くいらっしゃると思います。
「次こそは4時間を切るぞ!」
と意気込む気持ちも分かりますが、その前に次のシーズンに向けて
身体を休める時期をつくりましょう。

中には春先の大会に参加される方もいらっしゃると思いますが、そ
の場合は、軽いJOGやウォーキングを中心とし、長い距離の練習
も60分程度に抑えましょう。


レース後の週
月 完全休養
火 完全休養
水 20〜30分程度のウォーキング
木 休養日
金 20〜30分程度のウォーキング
土 休養日
日 60分ウォーキングまたはゆっくりジョグ

レース間の週
月 休養日
火 30〜40分ウォーキング
水 休養日
木 30〜40分JOGまたはウォーキング
金 休養日
土 30〜40分JOGまたはウォーキング
(試合前日には流し走を入れておきましょう)
日 60分ウォーキングまたはゆっくりジョグ

マラソンでは想像以上の負担が身体に掛かります。
そもそもマメを潰したり、筋肉痛でしばらくは走れないという方も
いらっしゃると思うのですが、痛みが引いても靱帯や骨などにはダ
メージが残りがちです。

その状態で練習を続けると、疲労骨折や関節の故障を招きやすいの
で、シーズンのレースが終わるまでは軽めの練習に留めておきます。

また、しばらくレースに出ない方は思い切って走らない期間を設け
ましょう。
1〜2週間は疲れて走るのも嫌になっていると思います(T_T)
3〜4週間はなるべく走らず、ウォーキングやスイミング、他のス
ポーツ等で汗を流すのがオススメです。

同時に脚の痛みが1週間以上引かない、ちょっと違和感を感じる箇
所がある場合は、整形外科にみて貰いましょう。
最近はスポーツ医学も進んでいるので、走れるのかどうか、またリ
ハビリについても相談出来るところが増えています。

診断次第では接骨院や矯正に行った方が良いと思われることもある
のですが、あまり西洋医学と東洋医学の仲は宜しくないところが多
いのです。

ただ検査だけは整形外科の方がしっかりしているので最初はそちら
で見て貰うのがベターです。

また、筋肉の疲れを取るためにマッサージを受けるのも良いですね。
出来れば全身マッサージを行った方がいいです。
血流の流れが偏るのもあまり良くないですし。

ところで、
「なるべく走らず他のスポーツを」
ということで、疑問に思う方がいるのでは無いでしょうか?
最後にちょっと理由を説明しておきます。

走るだけだと使う筋肉が限られてしまい、知らないうちにバランス
が悪くなってしまうのです。
バランスが悪くなると、そのひずみで弱いところに負荷が掛かりや
すくなり怪我をしやすくなります。

これを他の動きを行うことで修正するという意味合いがあります。

もう一つは、これもバランスの話になりますが、普段とは別の筋肉
を使うことで、いつも使っている筋肉の負荷が軽減され、疲労の回
復を促してくれるのです。

アスレチックなんかもやってみると普段使わないところを多く使い、
次の日筋肉痛がこれまた大変です・・・
近いところだと山登りなんかもそうですね。
それとロッククライミングもいろいろな筋肉を使うと共にバランス
感覚が養われて良いと思います。
そしてエアロビクスも見た目簡単な動きでも結構キツイですよ〜
フットサルもランニングには無い横や斜めの動きが入り、普段走っ
ていてもバテますし。

・・・これを機会に他のスポーツにも挑戦してみてはいかがでしょ
うか?
案外そっちに嵌ってしまうかも知れませんが、走るだけは飽きてし
まいがちなので、いろいろやってみることでまた走りたくなると思
いますし、次のステップの下地にもなりますので是非やってみて下
さい。